2015年2月26日木曜日

3月2日(月)東京講演シンポジウム 「チェルノブイリを生きたタチアナ母子の福島へのメッセージ」

3月2日(月)東京講演シンポジウム
チェルノブイリを生きたタチアナ母子の福島へのメッセージ
への参加と賛同のお願い


 「子供のいたみをなくす」プロジェクト(小若順一代表)では、ウクライナのタチアナさん母子を招請し、東日本3か所で講演会をないます。(2月28日ーさいたま市与野本町「さいたま市産業文化センター」、3月1日郡山市郡山女子大学、3月2日東京霞が関第衆議院会館)ここでは東京講演シンポジウムのご案内とお願いを申しあげます。

 問われるチェルノブイリでの被害の実態
福島では、甲状腺がんの子供は、疑いも含め、112人になっています。これまで甲状腺がんは、100万人に一人が発症するといわれ、同学年に複数人出ることがなかった疾患です。おそれていた被ばくによる影響が、子供たちに現れてきています。影響対策は待ったなしの状態になっています。
ところがこれを検討する専門家会議(長瀧重信座長)は、被ばくによる影響とは考えられないと発表しています。
そして国もそれに合わせるように福島での避難区域解除を発表し、福島に子供たちを戻そうとしています。
子供たちの避難や食事対策などを取らなければならない時に、まるで逆の誤った対策をとっています。なんという国でしょうか?
下記のように講演シンポジウムを用意し、ウクライナに住むタチアナ母子にチェルノブイリ事故の実態をお聞きし、専門家会議や日本政府の方針の是非を検討します。http://kokucheese.com/event/index/259930/

3月2日(月) 13時~16時半 第1部 講演シンポジウム
     出演者:タチアナアンドロシェンコ女史&次女サーシャ
        :寺澤政彦医師
        :岩上安身IWJ代表
        :小若順一NPO食べ物と暮らしの安全基金
        :山本太郎参議院議員(予定)
      17時~19時  第2部 交流会
場所:衆議院第議員会館 多目的ホール

今回お呼びするタチアナさんは、子どもの痛みをくす」プロジェクトのウクライナ側の代表者ですが、チェルノブイリ事故の只中で出産、子育てを体験してきました。29年前のチェルノブイリでの原発事故の時に、周辺区域に居住し、しかも妊娠中でした。5年後にチェルノブイリ法が成立し、強制移住によって、現在はチェルノブイリから南150mにある非汚染地域である”コバリン村に避難し、その間3人の娘さんを出産しました。
それでもタチアナさん母子は、痛みの症状に苦しんでいました。
ウクライナ政府の報告書「チェルノブイリ事故から25年」では、「事故当時17~18歳だった人で、チェルノブイリ30キロゾーンから避難した人の76.6%に慢性的な疾患がでた」と報告されています。
チェルノブイリ事故で何があったのか?これまで、隠されていた情報が、ようやく私たちの手元に届きつつあります。
チェルノブイリ事故から29年。
タチアナさん母子からウクライナの現状と自らが体験してこられた事実を報告いただき、日本政府が今取ろうとしている避難解除などの政策について、専門家を交えながら考えたいと思います。
賛同のお願い
この集会を成功させるために、是非賛同いただき、ご協力お願いいたします。
個人1000円。団体2000円。
賛同の申し込みは、0302tachianatokyo@gmail.com もしくは042-396-5939(FAX)に「お名前」「住所」「メールアドレス」「TEL」「所属団体」等を記載してご協力お願いします。賛同金は参加される方は当日受付にお渡しください。―賛同者は、資料代は無料です。
参加できない方は、住所先に資料をお送りし、振替用紙を同封しますのでお振込み下さい。

また当日参加できる方は、下記コクチーズから参加予約のお申込みお願いします。
                             3.2東京実行委員会
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